前回に引き続き、今回は子どもの卵アレルギーで実際に困ったことの中から、「外食」と「買い物」についてお話しします。
卵アレルギーと分かってから、今まで当たり前にできていた外食や買い物は、以前とは少し違うものになりました。
確認することが増え、気を遣う場面も多くなりましたが、試行錯誤を重ねる中で、少しずつわが家なりの方法を見つけてきました。
この記事では、
について、実体験をもとにご紹介します。
同じように食物アレルギーと向き合っているご家庭の参考になればうれしいです。
卵アレルギーと分かってから、外食でまず感じたことは、
「食べられるメニューって、思った以上に少ないんだ」
ということでした。
お店の料理は見た目だけでは卵が使われているか分からないことも多く、「たぶん大丈夫かな」という判断ができません。
揚げ物の衣、ハンバーグのつなぎ、パン、麺類、デザートなど、普段は気にしていなかった料理にも卵が使われていることがあり、驚くことが何度もありました。
食べられるものを探しているつもりが、いつの間にか「食べられないものを避ける」ことに集中しているような感覚になることもありました。
外食で一番大切にしているのは、事前確認です。
初めて利用するお店を選ぶときは、まずアレルギー対応メニューがあるかを確認するようになりました。
子どもが安心して食べられるメニューがあるお店であれば、外食への不安も少なくなります。
もしアレルギー対応メニューがない場合でも、公式サイトでメニューやアレルギー情報を確認し、子どもが食べられそうなものがあるかを調べてから利用するようにしています。
事前に確認しておくことで、
「お店に行ったけれど食べられるものがなかった」
という状況を避けることができ、親としても安心して出かけられるようになりました。
公式サイトで確認しても、分からないことがある場合は、来店時に店員さんへ直接確認するようにしています。
最初の頃は、
「忙しい時間に聞いて大丈夫かな」
「細かく確認しすぎかな」
と気を遣うこともありました。
しかし、安心して食事をするためには、気になることを確認することが大切だと感じています。
丁寧に対応してくださるお店も多く、確認することで安心して利用できる経験も増えてきました。
初めて外食で、子どもが家族と同じものを食べられた日のことは、今でもよく覚えています。
これまで家族が食べている料理を見ながら、自分は食べられないという場面もありました。
そのため、一緒のものを食べられたことが本当にうれしくて、何度も子どもに、
「同じものが食べられてうれしいね」
「これも一口食べてみようか」
と声をかけていました。
今まで我慢していた分、うれしさが大きかったのだと思います。
いつも以上につまみ食べをさせてしまったことも、今では大切な思い出です。
子どもが楽しそうに食べる姿を見て、
「外食って楽しいものだったんだな」
と改めて感じました。
もちろん、今でも安全確認は欠かせません。
それでも、少しずつできることが増えていくことで、家族で食事を楽しめる時間も増えてきました。
買い物で大きく変わったことは、原材料表示を見る習慣ができたことです。
以前なら何気なく購入していた商品も、今では確認してから購入するようになりました。
スーパーでは、初めて使う商品を手に取ったら、その場で立ち止まり、原材料表示を確認しています。
「卵」「全卵」「卵黄」「卵白」などの表示がないか、一つひとつ確認することが日常になりました。
原材料を確認しているつもりでも、失敗したことがあります。
特に印象に残っているのが、チャーハンです。
大人向けの商品では卵を使っていないチャーハンもあるため、
「これも卵は入っていないだろう」
と思い込み、購入してしまったことがありました。
しかし、実際には卵が使用されていて、後から気づいたことがあります。
この経験から、「似た商品だから大丈夫」「前に大丈夫だったから大丈夫」と思い込まず、購入時には確認することを意識するようになりました。
買い物では、「使えるものを見つけたら覚えておく、必要ならストックする」ことを心がけています。
卵不使用の商品は、いつでも同じように購入できるとは限りません。
そのため、わが家で安心して使える商品が増えていくことは、大きな助けになりました。
また、利用するスーパーをある程度決めることで、
「ここなら探しやすい」
「この売り場なら確認しやすい」
という安心感も生まれました。
外食や買い物は、毎日の生活に欠かせないものだからこそ、負担も大きく感じます。
一つひとつ確認する作業は、周りから見ると小さなことかもしれません。
でも、子どもの安全を考えながら毎日続けることは、想像以上に気を遣うものです。
それでも、経験を重ねる中で、
「これは大丈夫」
「こうすれば安心できる」
という方法が少しずつ増えてきました。
完璧を目指しすぎず、無理をしないことも大切なのだと感じています。
これからも、わが家が実際に経験したことや工夫してきたことを記録していきます。
同じように卵アレルギーと向き合っている方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
次回は、保育園やイベントなど、日常生活の中で感じた悩みや工夫についてご紹介する予定です。
本記事は、わが家の実体験をもとに作成しています。
食物アレルギーの症状や対応方法には個人差があります。
食事や治療については、必ず医師などの医療専門職へ相談し、それぞれの状況に合った方法で進めてください。