子どもの卵アレルギーは、ある日突然やってきました。
わが家も「まさか自分の子どもが」という気持ちのまま病院へ駆け込み、不安な時間を過ごしました。
この記事では、実際に卵アレルギーを発症したときの様子と、その経験を通して親として感じたことを書いています。
同じような経験をされている方や、これから離乳食を進める方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
まさか、自分の子どもが卵アレルギーになるなんて、そのときの私は想像もしていませんでした。
その日も、いつもと変わらない朝でした。
上の子の送迎があったため、下の子を家族に預けて家を出ました。体調が悪そうな様子もなく、機嫌も普段どおり。「行ってくるね」と声をかけて出かけたことを、今でもよく覚えています。
送迎を終えて帰宅すると、家族から「なんだか様子がおかしいよ」と声をかけられました。
慌てて子どものもとへ向かうと、そこには明らかに普段とは違う姿がありました。
意識がぼんやりしていて、顔色も優れません。足には赤い発疹が現れ、全身を見ると体全体が腫れぼったく見えました。首まわりもぷくっと腫れていて、いつもの我が子とはまるで別人のようでした。
「これは何かおかしい」
そう感じた私たちは、様子を見るのではなく、すぐに病院を受診することを決めました。
かかりつけの病院へ電話をすると、受付の方がすぐに事情を理解してくださり、急いで診察できるよう手配してくださいました。私たちはそのまま急いで病院へ向かいました。
診察の結果、医師から告げられたのは、
「卵アレルギーによる症状でしょう」
という言葉でした。
それまでアレルギーについて深く考えたことがなかった私たちにとって、その診断は大きな衝撃でした。
子どもの体にこれほど強い症状が出るのを見るのは初めてで、不安で胸がいっぱいになりました。
「このままどうなってしまうんだろう」
そんなことばかり考えてしまい、気持ちは落ち着きませんでした。
幸いにも、発症から30分ほど経つと、子どもは少しずつ元気を取り戻していきました。いつものように泣き始めた姿を見たときは、本当に安心したことを今でも覚えています。
今振り返ると、この日が平日だったことは本当に幸運でした。すぐにかかりつけ医を受診できたからです。
しかし、本当に大変だったのは、その後の2回目の発症でした。
そのときは卵を食べていなかったため、何が原因なのかまったく分かりません。そして発症したのは日曜日。多くの病院が休診で、「どうすればいいの?」という不安が一気に押し寄せました。
再び子どもの様子がおかしくなり、私はすぐに市民病院へ電話をかけました。
状況を説明すると、「すぐに連れてきてください」と言っていただき、そのまま病院へ向かいました。
この経験から、「迷ったら早めに医療機関へ相談すること」の大切さを改めて実感しました。
子どもの体調不良は、親にとって何よりも心配な出来事です。
特に小さな子どもは、自分の苦しさを言葉でうまく伝えられません。
だからこそ、普段との小さな違いに気付けるのは、毎日一緒に過ごしている親なのだと思います。
「何かおかしい」
その直感は、とても大切です。
もちろん、「様子を見ても大丈夫かな」と迷うこともあると思います。
それでも、少しでも普段と違う様子があり、不安を感じたときは、自己判断だけで済ませず、医療機関へ相談するという選択肢を持っておくことが大切だと感じています。
一方で、その場ですべてを一人で判断しようとしないことも同じくらい大切だと感じました。
子どもの様子がおかしいと、親はどうしてもパニックになります。
頭が真っ白になり、何から手を付ければいいのか分からなくなることもあります。
そんなときは、どうか周りの人を頼ってください。
家族でも、友人でも、ご近所の方でも構いません。
誰かに状況を共有するだけでも気持ちが少し落ち着き、次に何をすればいいのか考えやすくなります。
実際、2回目の発症のときは、たまたま遊びに来ていた家族が近くにいました。
私は思わず、
「ちょっと来て! 子どもの様子がおかしい!」
と助けを求めました。
その家族が子どものそばについていてくれたおかげで、私は病院への連絡や受診の準備に集中することができました。
今思えば、あのとき一人だったら、冷静に対応するのは難しかったと思います。
誰かを頼ることは決して悪いことではありません。
子どもを守るために必要な行動の一つなのだと、この経験を通して強く感じました。
突然の体調不良やアレルギー症状は、いつ起こるか分かりません。
その瞬間に慌ててしまうのは、親として当然のことです。
だからこそ、「何かおかしい」と感じたら、一人で抱え込まず、周りに助けを求めてください。そして、迷ったときは早めに医療機関へ相談してください。
子どもの異変に最初に気付けるのは、毎日そばにいる親です。
そして、苦しんでいる子どものために行動できるのも、私たち親です。
この経験が、どなたかの「早めに相談しよう」「一人で抱え込まないようにしよう」というきっかけになれば、とてもうれしく思います。
今回ご紹介したのは、あくまでわが家で実際に経験した出来事です。
アレルギー症状の現れ方や必要な対応は、お子さんによって異なります。
この記事は医療的なアドバイスを目的としたものではなく、一つの体験談として書いています。
気になる症状がある場合や、お子さんの様子に少しでも不安を感じた場合は、自己判断せず、速やかに医療機関へ相談してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。