保育園への入園が決まると、「慣らし保育はどれくらいかかるんだろう」「うちの子は泣かずに過ごせるかな」と、不安になる方も多いのではないでしょうか。
わが家では、上の子と下の子の2人が保育園に通いました。
慣らし保育にかかった期間は、どちらも約2週間。
ただし、そこに至るまでの過程は、驚くほど違いました。
上の子は初日から泣かずに登園し、順調に保育時間が延びていきました。一方、下の子は人見知りや場所見知りが強く、慣らし保育中は毎日のように泣いていました。
それでも、泣く時間が少しずつ短くなり、保育士さんに抱っこしてもらうと落ち着いたり、自分でおもちゃで遊んだりできるようになっていきました。
さらに、復職後もしばらくは16時のお迎えにするなど、短時間保育で調整しました。
この記事では、そんなわが家のきょうだい2人の慣らし保育の経過を、実際の保育時間や当時の気持ちとともに紹介します。
わが家の慣らし保育は約2週間。きょうだいで進み方はまったく違いました
わが家の場合、上の子も下の子も、慣らし保育そのものは約2週間でした。
ただ、「2週間」という結果だけを見ると、同じように進んだように感じますが、実際の様子はまったく違いました。
| 上の子 | 下の子 | |
|---|---|---|
| 子どもの性格 | 人見知り・場所見知りが少ない | 人見知り・場所見知りが強い |
| 初日 | 9〜10時 | 9〜10時 |
| 初日の様子 | 泣かずに登園 | 泣いていた |
| 慣らし保育中 | 比較的順調 | 毎日のように泣く |
| 途中の出来事 | 風邪で土日を含め約5日休み | 少しずつ保育時間を延長 |
| 約2週間後 | 9〜16時 | 9〜15時 |
| 復職後 | 通常保育 | 2〜3日は16時にお迎え |
この経験から感じたのは、慣らし保育の進み方は、同じ家庭のきょうだいでも大きく違うということです。
上の子は初日から泣かずに登園。でも風邪で予定が延びました
上の子は、もともと人見知りや場所見知りがほとんどありませんでした。
初めて行く場所でもあまり物おじせず、初対面の人とも比較的すぐに打ち解けるタイプです。
そのため、保育園の初日も心配していた私とは裏腹に、泣くことなく登園しました。
初日は9時から10時。順調に保育時間が延びました
初日は9時から10時まで。
その後は、
- 9時〜10時45分
- 9時〜11時30分
と、少しずつ保育時間が延びていきました。
「このまま順調に進みそうだな」と思っていたところ、思わぬ出来事がありました。
風邪をひいて、土日を含めて約5日お休みすることに
保育園生活が始まってすぐ、上の子が風邪をひいてしまいました。
そのため、土日を含めて約5日間、保育園をお休みすることに。
慣らし保育は、子どもが泣くかどうかだけで予定が変わるわけではありません。
わが家の場合は、体調不良によって慣らし保育のスケジュールが延びることになりました。
再開後は少しずつ保育時間を延ばし、9時から16時までに
休み明けは9時〜11時30分から再開。
その後、
9時〜13時 → 9時〜15時 → 9時〜16時
と、少しずつ保育時間を延ばしていきました。
最終的には約2週間で慣らし保育を終えましたが、途中で長くお休みしたため、復職はギリギリになりました。
初日から泣かなかった上の子でも、予定どおりに進むとは限らない。
これも、実際に経験してみて分かったことでした。
下の子は毎日大泣き。2週間かけて少しずつ保育時間を延ばしました
上の子とは対照的に、下の子は人見知りや場所見知りが強いタイプでした。
知らない場所や知らない人が苦手で、私の姿が見えなくなると泣いてしまう子です。
そのため、慣らし保育が始まる前から「大丈夫かな」と心配していました。
そして、その心配は現実になりました。
初日は1時間。しばらく9時〜10時の保育が続きました
下の子も初日は9時から10時まで。
その後も9時〜10時の保育が続きました。
土日を挟んでも、しばらくは同じ時間帯。
上の子が比較的スムーズに保育時間を延ばしていった経験があっただけに、「きょうだいでもこんなに違うんだ」と驚きました。
保育士さんがそばにいてくれたり、抱っこしてくれたりしました
下の子は保育中、毎日のように泣いていました。
先生から「おやつとご飯の時間以外はほとんど泣いていました」と聞いたときは、胸が締めつけられるような思いでした。
それでも、保育士さんはずっとそばにいてくれたり、抱っこしてくれたりしました。
幸い、おやつや食事は泣かずに食べることができていたそうです。
ずっと何もできなかったわけではなく、泣きながらも、その子なりに保育園で過ごしていたのだと思います。
泣く時間が少しずつ減り、抱っこで落ち着けるようになりました
しばらくすると、保育士さんから少しずつ変化を教えてもらえるようになりました。
泣く時間が以前より短くなり、抱っこをしてもらえば落ち着けるようになったそうです。
さらに、少しずつ自分でおもちゃで遊べるようにもなっていきました。
「泣かなくなった」という大きな変化ではありませんでしたが、振り返ってみると、こうした小さな変化こそが、子どもにとっての一歩だったのだと思います。
9時〜11時30分、13時、14時30分、15時と少しずつ延長
保育時間も、少しずつ延びていきました。
9時〜10時だった保育が、
9時〜11時30分 → 9時〜13時 → 9時〜14時30分 → 9時〜15時
というように延長されていきました。
土日を挟みながらの進行だったため、一気に長時間保育になるわけではありません。
それでも、少しずつ保育園で過ごせる時間が増えていきました。
下の子も、慣らし保育そのものは約2週間で終了しました。
慣らし保育が終わっても、下の子は泣いていました
ここは、私自身が当時想像していた「慣らし保育終了」と少し違っていたところです。
「慣らし保育が終わる=もう泣かなくなる」と思っていたのですが、下の子は、2週間経った時点でも泣いていました。
ただ、最初の頃とは様子が違っていました。
毎日泣いてはいるものの、
- 泣く時間が少しずつ短くなった
- 抱っこしてもらうと落ち着けるようになった
- おやつや食事は食べられていた
- 自分でおもちゃで遊べるようになった
という変化がありました。
泣いているか、泣いていないかだけでは、子どもがどれくらい保育園に慣れているのかは分からない。
今振り返ると、そう感じています。
復職後2〜3日は16時のお迎えにしてもらいました
下の子の場合、慣らし保育が終わったからといって、すぐに通常どおりの生活に切り替えたわけではありません。
復職後の2〜3日ほどは、仕事を通常より1時間早く切り上げて、16時にお迎えに行くようにしました。
復職3日前までに職場へ相談しました
復職後の働き方については、復職の3日前までに職場へ相談しました。
また、復職が予定どおり進まない可能性について、同居家族にも事前に相談していました。
実際にどうなるかは、その時になってみないと分かりません。
だからこそ、あらかじめ周囲に相談しておいたことは、私自身の安心にもつながりました。
復職後も泣いていたけれど、少しずつ変化していました
復職後も、下の子は相変わらず泣いていました。
それでも、保育士さんからは「少しずつ自分でおもちゃで遊べるようになってきた」と教えてもらいました。
泣いているという事実だけを見ると、「まだ全然慣れていない」と思ってしまいます。
でも、先生から園での様子を聞くことで、子どもなりに少しずつ前に進んでいることが分かりました。
慣らし保育で毎日泣くわが子を見て、私が不安だったこと
下の子の慣らし保育中、私が一番つらかったのは、毎日泣いていると聞くことでした。
「どうしてうちの子だけ、こんなに泣き続けてしまうんだろう」
そんなふうに思ってしまうこともありました。
そして、もう一つ大きかったのが、復職に間に合うのかという不安です。
上の子は比較的順調だったので、きょうだいでここまで違うことにも戸惑いました。
当時は先が見えず、「本当に大丈夫なのかな」と心配していました。
でも、今振り返ると、下の子は下の子なりに、ちゃんと前に進んでいたのだと思います。
きょうだいの慣らし保育を経験して感じたこと
2人の慣らし保育を経験して、一番感じたのは、子どもによって慣れ方は本当に違うということです。
泣く・泣かないだけで、慣れ方は判断できない
上の子は、初日からほとんど泣きませんでした。
一方、下の子は毎日のように泣いていました。
でも、結果的には、2人とも約2週間で慣らし保育を終えています。
上の子は泣かなかったけれど、風邪でお休みしたことで予定が延びました。
下の子は泣いていたけれど、少しずつ保育時間を延ばすことができました。
「泣いているから慣れていない」「泣かないから順調」と単純には言えないのだと、実体験を通して感じました。
子どもなりの「慣れてきたサイン」がありました
下の子の場合、泣かなくなることだけが変化ではありませんでした。
泣く時間が短くなったこと。
抱っこで落ち着けるようになったこと。
おやつや食事を食べられたこと。
そして、自分でおもちゃで遊べるようになったこと。
こうした小さな変化が少しずつ積み重なっていました。
保育士さんに任せることも大切だと感じました
慣らし保育中は、子どもが泣いていると「かわいそう」「大丈夫かな」と心配になります。
私もそうでした。
でも、保育士さんがそばにいてくれたり、抱っこしてくれたりする姿を見たり、園での様子を聞いたりするうちに、少しずつ先生に任せてみようと思えるようになりました。
私自身は、保育士さんに抱っこしてもらって落ち着けるということは、子どもにとって、その場所や先生が少しずつ安心できる存在になっているのかもしれないと感じました。
また、子どもが泣いてしまう姿を見て、「親子の関係がきちんとできているからこそ、離れるときに泣くのかもしれない」と考えるようにもなりました。
これはあくまで、2人の子どもの慣らし保育を経験した私自身の感じ方です。
だからこそ、今、慣らし保育で悩んでいる方には、一人で抱え込まず、保育士さんに園での様子を聞いてみてほしい。そして、先生を信じてみてほしいと思います。
慣らし保育についてよくある質問
Q. 慣らし保育はどれくらいかかりましたか?
わが家の場合は、上の子も下の子も約2週間でした。ただし、進み方は大きく違いました。園や子どもの様子によって異なるため、期間は一律ではないと思います。
Q. 2週間経っても泣いていたら大丈夫ですか?
わが家の下の子は、2週間経っても泣いていました。ただ、泣く時間が短くなったり、抱っこで落ち着けたり、自分でおもちゃで遊べたりするようになっていました。泣いているかどうかだけで判断せず、園での様子を保育士さんに聞くことも大切だと感じました。
Q. 慣らし保育中に風邪をひいたらどうなりますか?
上の子は入園してすぐに風邪をひき、土日を含めて約5日間お休みしました。そのため、慣らし保育のスケジュールも延びました。具体的な対応は園によって異なるため、休んだ場合は園に確認すると安心です。
Q. 復職日までに慣らし保育が終わらなかったらどうしましたか?
下の子の場合、慣らし保育自体は約2週間で終わりましたが、復職後2〜3日ほどは仕事を1時間早く切り上げ、16時にお迎えに行きました。復職前に職場や同居家族へ相談しておいたことで、調整しやすくなりました。
Q. 泣かずに登園できれば、慣らし保育は順調ですか?
必ずしもそうとは限らないと思います。上の子は初日から泣きませんでしたが、途中で風邪をひいて約5日間お休みしました。一方、下の子は毎日のように泣いていましたが、少しずつ保育時間を延ばすことができました。
まとめ|きょうだいでも慣らし保育の進み方はこんなに違いました
わが家の慣らし保育は、上の子も下の子も約2週間でした。
でも、その過程はまったく違いました。
上の子は初日から泣かず、順調に保育時間が延びていきました。一方、下の子は毎日のように泣き、しばらくは1時間保育が続きました。
それでも、泣く時間が少しずつ減り、抱っこで落ち着けるようになり、自分でおもちゃで遊べるようになりました。
当時は「どうしてうちの子だけこんなに泣くんだろう」「復職に間に合うかな」と不安でした。
でも今振り返ると、子どもは子どもなりのペースで、少しずつ保育園に慣れていったのだと思います。
慣らし保育では、どうしても「泣かずに過ごせるか」に目がいきます。
けれど、泣く時間が短くなった、先生に抱っこされると落ち着く、自分で遊べるようになったなど、小さな変化にも目を向けてみると、子どもの成長に気づけるかもしれません。
そして、親だけで頑張る必要はありません。
保育士さんに園での様子を聞きながら、子どものペースを見守っていく。
私自身の経験から、今なら当時の自分に、
「大丈夫。先生を信じてみて」
と伝えたいです。
これから慣らし保育を迎えるご家庭にとって、この体験が少しでも参考になればうれしいです。


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