卵アレルギーの子どもの誕生日に卵なしケーキを手作り!不器用な母が作って分かったこと
子どもの誕生日には、ケーキを用意してお祝いしてあげたいものですよね。
でも、わが家には卵アレルギーのある子どもがいました。
当時は医師の指導のもとで、少しずつ卵の量を増やしている時期でしたが、誕生日という特別な日だからこそ、ケーキは卵を使わないものにすることにしました。
そこで悩んだのが、**「卵を使わない誕生日ケーキをどうやって用意するか」**ということ。
近くで購入できる卵不使用のケーキはほとんどなく、通販も価格が高めだったり、予約が必要だったりして、少しハードルが高いと感じました。
近くのケーキ屋さんにお願いすることも考えましたが、卵アレルギーの子どもが食べるものなので、本当に卵が使われていないのか、自分でも確認したいという気持ちがありました。
そこで、料理が得意なわけではない私ですが、卵を使わない誕生日ケーキを手作りしてみることにしました。
実際に作ってみると、思い描いていたようなきれいなケーキにはなりませんでした。
しかも、主役の子どもは思ったようには食べてくれません。
それでも、今振り返ると、家族にとって大切な誕生日の思い出になっています。
今回は、わが家が卵を使わないケーキを手作りした理由と、実際に作ってみて分かったことを紹介します。
※この記事は、わが家が当時経験した一例を紹介する体験談です。食物アレルギーの症状や食べられる食品は人によって異なります。使用する食品については、その時点の商品表示などを確認し、必要に応じて医師などに相談してください。
卵不使用のケーキを探したけれど、手作りすることに
子どもの誕生日が近づき、まずは卵を使っていないケーキを探しました。
インターネットで調べると、アレルギー対応のケーキを販売しているお店はいくつか見つかりました。
ところが、わが家の近くでは購入できるお店がほとんどありませんでした。
通販という方法もありましたが、価格が高めだったり、予約が必要だったりして、気軽に利用するには少しハードルが高いと感じました。
近くのケーキ屋さんに相談する方法も考えました。
ただ、卵アレルギーの子どもが食べるものなので、材料だけでなく、どのように作られているのかも気になりました。
「それなら、自分で材料を確認して作ったほうがいいかもしれない」
そう考えて、手作りに挑戦することにしました。
誕生日だからこそ、卵を使わないケーキに
当時、子どもは医師の指導のもとで少しずつ卵の量を増やしている段階でした。
ただ、誕生日のケーキについては、卵を使わないものを用意することにしました。
ケーキについて個別に医師へ相談したわけではありません。
あくまで、当時のわが家では「誕生日のケーキは卵を使わないものにしよう」と考えて選択したものです。
料理が苦手な私が作った卵なし誕生日ケーキ
私は料理やお菓子作りが得意というわけではありません。
そのため、本格的なスポンジケーキを一から作るのではなく、できるだけ身近な材料を使って、簡単に作れる方法を選びました。

使った材料は身近なもの
当時使ったのは、森永のホットケーキミックスとベビーダノン、バナナです。
さらに、自宅の庭で採れたブルーベリーも飾りました。
ベビーダノンを選んだのは、子どもが普段から食べ慣れている味だったからです。
誕生日だからといって、普段食べていないものをいきなり使うのではなく、できるだけ子どもが慣れているものを選びたいと考えました。
フルーツも、普段から食べているバナナと、自宅の庭で採れたブルーベリーを使いました。
特別な材料をたくさん用意したわけではありません。
普段から食べているものや、家にあるものを使って、誕生日らしいケーキにする。
そんな気持ちで準備しました。
※使用した商品や原材料は当時のものです。食品の原材料やアレルゲン表示は変更されることがあるため、現在購入する場合は商品の表示をご確認ください。
小さめサイズを2段重ねにしてデコレーション
ケーキは小さめのサイズにして、2段重ねにしました。
そこにバナナとブルーベリーを飾って、できるだけ誕生日ケーキらしく見えるようにデコレーション。
「せっかくの誕生日だから、少しでもかわいいケーキにしてあげたい」
そんな気持ちで作りました。
ところが、実際に作ってみると……。
実際に作ってみたら、きれいなケーキにはならなかった

完成したケーキは、残念ながら思い描いていたような仕上がりにはなりませんでした。
ケーキの形が崩れてしまった
まず、ケーキの形が崩れてしまいました。
「誕生日ケーキを手作りするなら、もう少しきれいに仕上げたい」
と思っていたので、正直なところ少し残念でした。
お店で売っているような、きれいに整ったケーキとはほど遠い仕上がりです。
デコレーションもうまくいかなかった
さらに、デコレーションも思ったようにはいきませんでした。
フルーツを飾ってみたものの、「もっときれいにできたらよかったな」と思うような出来栄え。
料理が得意な人なら、もっと上手に仕上げられるのかもしれません。
でも、当時の私にできたのはこれが精いっぱいでした。
それでも、材料を選んで、作って、飾り付けて……と、子どもの誕生日のために準備した時間そのものが、今では思い出になっています。
肝心の子どもの反応は?まさかの展開に
「できたよ!」とケーキを子どもの前に出しました。
ところが、ここでも予想外のことがありました。
主役はまだ自分で食べることに慣れていない時期
当時の下の子は、まだ自分でケーキを食べることに慣れていない時期でした。
目の前にケーキを置いても、最初はあまり反応がありません。
「せっかく作ったのに、あまり興味がないのかな」
と、少し拍子抜けしたのを覚えています。
上の子のつまみ食いをきっかけに、ケーキに興味を持ち始めた
ところが、横にいた上の子がケーキをつまみ食いし始めると、下の子の様子が変わりました。
それまであまり気にしていなかったケーキを、じっと見るようになったのです。
そして、ようやくケーキの存在に気づいたように、手を伸ばしました。

ただ、食べるわけではありません。
ケーキを手でぐしゃぐしゃっと触って、楽しそうに遊び始めました。
「食べるより、そっちが気になるのね」と、思わず笑ってしまいました。
親としては、せっかく作ったので食べてほしい気持ちもありましたが、このときはケーキを食べることより、触って楽しむことが本人なりの楽しみ方だったのかもしれません。
一方、上の子は横からつまみ食いをして、ひと言。
「おいしー」
どうやら上の子には好評だったようです。
ケーキ自体はかなり薄味でしたが、子どもにとっては十分おいしかったのかもしれません。
思い描いていた「主役の子がケーキを喜んで食べる」という場面にはなりませんでした。
それでも、上の子がつまみ食いをして、下の子がケーキを手でぐしゃぐしゃにして遊ぶ。
そんな予想外の光景も、今となってはわが家らしい誕生日の思い出です。
手作りして分かったこと
実際に作ってみて、一番感じたのは、**「誕生日ケーキは、見た目が完璧でなくてもいいのかもしれない」**ということでした。
もちろん、きれいなケーキを作れたらうれしいです。
でも、子どものために材料を選び、作って、誕生日を一緒に過ごしたことも含めて、ひとつの思い出になりました。
そして、実際に作ったからこそ、「次に作るならこうしたい」ということも見えてきました。
子どもが食べやすい形にすればよかった
次に同じようなケーキを作るなら、一口サイズのカットケーキにしたいと思っています。
当時は小さめのケーキを2段重ねにしましたが、子どもがまだ自分で食べることに慣れていなかったことを考えると、最初から一口サイズにしておけば、もっと食べやすかったかもしれません。
手で持ちやすい大きさにして、子どもが自分で手づかみできるようにするのもよさそうです。
「きれいなホールケーキを作ること」だけにこだわらず、そのときの子どもの成長に合わせて食べやすくすることも大切だと感じました。
甘さは後から調整できるようにしたい
もうひとつ、次回工夫したいのが甘さです。
今回のケーキは、子どもが食べることを考えてかなり薄味でした。
上の子は「おいしー」と食べてくれましたが、大人にとっては少し物足りない味です。
そこで次に作るなら、最初からケーキ全体を甘くするのではなく、後から好みに合わせて追加できるものを用意したいと思っています。
例えば、使えるものを確認したうえで、後からホイップを添えたり、フルーツを追加したり。
そうすれば、それぞれの好みに合わせて楽しめます。
最初から完成形をひとつに決めるのではなく、それぞれが好きなように仕上げる誕生日ケーキにしても楽しそうです。
卵アレルギーの子どもの誕生日は「完璧なケーキ」にこだわらなくてもいい
卵アレルギーがあると、誕生日のようなイベントでも「何を食べさせてあげよう?」と悩むことがあります。
私も、子どもの誕生日にはできればケーキを用意してあげたいと思い、市販品を探したり、手作りを考えたりしました。
実際に作ってみると、形は崩れました。
デコレーションもきれいにはできませんでした。
そして、主役の子どもは食べることよりも、ケーキを手で触って楽しんでいました。
それでも、上の子が「おいしー」と食べてくれたことや、下の子がケーキをぐしゃぐしゃにして楽しんでいたこと、自宅の庭で採れたブルーベリーを飾ったことなど、振り返ってみれば、その日の出来事そのものが家族の思い出になっています。
「アレルギーがあるから、誕生日を楽しめない」わけではありません。
そのときの子どもの成長や、わが家でできることに合わせて工夫する。
それだけでも、誕生日の楽しみ方は作れるのだと感じました。
手作りケーキも、きれいに完成させることだけが正解ではありません。
料理が得意ではない私でも、子どものために一度作ってみることができました。
よくある質問
Q. 卵アレルギーでも卵を使わないケーキなら食べられますか?
食物アレルギーの症状や食べられる食品は、一人ひとり異なります。
「卵を使っていないから大丈夫」と一律に判断するのではなく、商品の原材料表示などを確認し、必要に応じて医師などに相談してください。
この記事で紹介しているのは、あくまで当時のわが家の体験です。
Q. 卵を使わないケーキは手作りと市販品のどちらがいいですか?
どちらにも良さがあると思います。
市販品なら、専門店などで作られたケーキを購入できる便利さがあります。
一方、手作りなら自分で材料を確認しながら、子どもの好みに合わせて作れるのが良いところです。
わが家の場合は、近くで購入できる選択肢が少なかったことなどから、手作りを選びました。
Q. 卵を使わないケーキを作るときに気をつけたことはありますか?
使用する材料の表示を確認したことと、子どもが普段から食べ慣れているものを選んだことです。
また、普段から卵を使った料理をしているため、調理器具などもきれいに洗ってから使いました。
ただし、アレルギーへの対応方法は個々の状況によって異なるため、この記事の方法をそのまま取り入れることをおすすめするものではありません。
まとめ|不格好なケーキも、今では大切な誕生日の思い出
卵アレルギーの子どもの誕生日に、わが家では卵を使わないケーキを手作りしました。
近くで購入できるケーキがほとんどなく、通販も価格や予約の面でハードルがあったため、料理が得意ではない私が挑戦することにしました。
森永のホットケーキミックスや、子どもが普段から食べ慣れていたベビーダノン、バナナ、自宅の庭で採れたブルーベリーを使って、小さな2段重ねのケーキを作りました。
ただ、実際に作ってみると形は崩れ、デコレーションもうまくいきませんでした。
さらに、主役の下の子は最初こそケーキにあまり興味を示しませんでしたが、上の子がつまみ食いを始めるとケーキに気づき、手でぐしゃぐしゃっと触って楽しんでいました。
上の子からは「おいしー」という感想も。
思い描いていたような誕生日ケーキにはなりませんでしたが、今振り返ると、それも含めて大切な思い出です。
次に作るなら、一口サイズで手づかみしやすくしたり、後からホイップやフルーツを加えたりして、子どもたちが自分の好きなように楽しめるケーキにしたいと思っています。
完璧なケーキではなくても、子どものために考えて準備した時間そのものが、誕生日の思い出になる。
実際に手作りしてみて、そんなことを感じました。
卵アレルギーの子どもの誕生日ケーキで悩んでいる方にとって、手作りという方法を考える際の一例になればうれしいです。


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