こんにちは。
今回は、我が子が病院で初めて受けた経口負荷試験について、実際の体験をお話ししたいと思います。
食物アレルギーがあるお子さんを育てていると、「この食品は本当に食べても大丈夫なのかな」と不安になる場面が何度もあります。
この記事は、我が家が実際に経験した内容です。これから経口負荷試験を受ける予定の方の参考になれば嬉しいです。
我が子には卵アレルギーがあります。
アレルギーが分かってからは、毎日の食事はもちろん、おやつ選びにも気を遣うようになりました。
そんなある日、卵が使用されていないおやつを食べたにもかかわらず、アレルギーのような症状が出たことがありました。
「どうしてだろう?」
原材料を何度確認しても、卵は使われていません。
当時は原因がはっきり分かりませんでしたが、食べた食品や症状について医師に詳しく相談したところ、そのおやつを使って病院で経口負荷試験を行うことになりました。
経口負荷試験とは、医師の管理のもとで原因と考えられる食品を少量ずつ食べ、アレルギー反応が出るかどうかを確認する検査です。
万が一症状が出てもすぐに対応できるよう、病院で慎重に進められます。
検査方法は症状や病院によって異なるため、詳しい内容は担当医の説明に従うことが大切です。
試験当日は、とても緊張していました。
「もしまた症状が出たらどうしよう。」
病院だから安心だとは分かっていても、親としては不安でいっぱいでした。
検査では、以前食べた量より少なめのおやつを、先生の目の前で食べました。
食べ終わった後は、
というように、時間をかけながら先生が丁寧に診察してくださいました。
少しでも変化があればすぐ対応できる体制が整っていたので、その点はとても心強く感じました。
経口負荷試験では、診察と診察の間に待機時間があります。
これが思っていた以上に大変でした。
子どもは「もっと食べたい!」という気持ちになりますが、検査で決められた量以上は食べられません。
「もっとちょうだい!」
と言われても追加で食べさせることはできず、気を紛らわせるために病院の中を抱っこして歩き回っていました。
時間がなかなか過ぎないように感じ、子どもの機嫌を取りながら待つのは、体力的にも精神的にも大変だったことを覚えています。
経口負荷試験というと、「食べて診察して終わり」というイメージを持っていましたが、実際は待ち時間も含めて親子で頑張る検査なのだと実感しました。
もう一つ印象に残っていることがあります。
それは、おやつを子どもの手に持たせなかったことです。
当時は、原因となる食品だった場合、皮膚に付着することで症状が現れる可能性も考慮しながら慎重に進める方針でした。
そのため、子どもが自分で持つのではなく、私が一口ずつ口まで運んで食べさせました。
普段なら手づかみで楽しそうに食べるおやつですが、その日は慎重に、慎重に…。
「何事もなく終わりますように。」
そんなことを何度も心の中で願いながら見守っていました。
結果は、アレルギー反応は見られませんでした。
その瞬間、本当にホッとしたのを今でも覚えています。
「このおやつは食べられるかもしれない。」
そう思えたことが、とても嬉しかったです。
ただし、先生からは、
「今日反応がなかったとしても、体調によって症状が出ることがあります。」
と説明を受けました。
風邪をひいているときや疲れているときなど、その日の体調によってアレルギー反応の出方が変わる場合もあるそうです。
そのため、一度問題がなかったからといって安心しきるのではなく、自宅でも医師の指示に従いながら少しずつ量を増やしていくことになりました。
それからは、そのおやつも体調を見ながら少しずつ食べさせるようになりました。
もちろん、毎回少し緊張しながらです。
同時に卵の負荷も進めていたため、毎日の食事やおやつの管理は想像以上に大変でした。
「今日は体調は大丈夫かな。」
「前回と同じ量でいいかな。」
そんなことを毎回考えながら過ごしていた日々を、今でもよく覚えています。
食物アレルギーがあると、食べられる食品が一つ増えるだけでも大きな喜びがあります。
その一方で、新しい食品に挑戦するたびに不安もつきものです。
だからこそ、医療機関で安全に確認できる経口負荷試験は、我が家にとってとても大切な経験でした。
これから経口負荷試験を受ける予定の方や、お子さんの食物アレルギーで悩んでいる方にとって、この体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。
なお、経口負荷試験の方法や食べ進め方は、症状や年齢によって異なります。自己判断はせず、必ず医師の指示に従って進めることが大切です。
我が家もまだ試行錯誤の毎日ですが、焦らず一歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。