「たまごアレルギー」と聞くと、じんましんや呼吸困難、アナフィラキシーなどの強い症状を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
私自身も、子どもがアレルギーと診断されるまでは、そのような症状ばかりをイメージしていました。
実際、わが家でも最初は皮膚症状が現れたため、「たまごアレルギー=皮膚や呼吸に症状が出るもの」という認識でした。
しかし、その後の生活の中で「もしかすると、それだけではないのかもしれない」と感じる出来事がありました。
今回は、わが家で経験した「嘔吐や下痢とたまごアレルギー」についてお話しします。
ある時期から、子どもが食後に嘔吐したり、下痢をしたりすることが何度か続きました。
※お食事中の方は失礼いたします。
当時は、まさかたまごが原因とは考えていませんでした。
「胃腸の調子が悪いのかな。」
「便秘気味だから、その影響かもしれない。」
「小さい子どもにはよくあることなのかな。」
そんなふうに考え、特定の食べ物との関係までは意識していなかったのです。
ところが、同じような症状が何度か繰り返されるうちに、「食べたものが関係しているのでは?」と思うようになりました。
そこで食事の内容を振り返ってみると、症状が出た日にたまごを食べていたことが何度かありました。
もちろん、それだけで原因を判断することはできませんが、「一度相談してみよう」と考え、医療機関を受診しました。
受診した際、医師から説明を受けたのは、たまごアレルギーでは皮膚症状だけでなく、嘔吐や下痢などの消化器症状が現れることもあるということでした。
私は、それまでアレルギーといえば「じんましん」や「息苦しさ」のイメージしか持っていなかったため、とても驚きました。
「もしかすると、今までの嘔吐や下痢もアレルギーのサインだったのかもしれない。」
そう思ったとき、それまで点だった出来事が少しずつつながったような感覚がありました。
もちろん、嘔吐や下痢には感染症や体調不良などさまざまな原因があります。
そのため、症状だけでアレルギーと判断することはできず、医師による診察が大切だと感じています。
上の子の経験があったため、下の子の離乳食では特に慎重になっていました。
たまごを始める時期や量にも気を配り、少しずつ様子を見ながら進めていました。
「今度こそ大丈夫だろう。」
そう思いながら進めていましたが、残念ながら下の子にも似たような症状が現れました。
十分注意していても症状が出ることがあると実感し、改めてアレルギー対応の難しさを感じました。
兄弟でも症状の出方や程度は異なり、同じようにはいかないことも多いのだと学びました。
この経験をきっかけに、食事をした内容や体調の変化を記録するようになりました。
「いつ」「何を」「どのくらい食べたか」「その後どのような症状が出たか」を簡単にメモしておくだけでも、受診時に状況を説明しやすくなりました。
また、「一度症状が出たから」と自己判断するのではなく、必ず医師の指示に従うことも意識しています。
インターネットにはさまざまな情報がありますが、症状や対応方法は人によって異なります。
だからこそ、不安なことがあれば専門の医師へ相談することが大切だと感じています。
アレルギーというと、皮膚症状や呼吸器症状に目が向きやすいかもしれません。
しかし、わが家では嘔吐や下痢という消化器症状が、たまごアレルギーに気付くきっかけの一つになりました。
もちろん、嘔吐や下痢には胃腸炎や食べ過ぎなど、ほかにもさまざまな原因があります。
そのため、同じ症状があるからといって必ずアレルギーとは限りません。
一方で、特定の食品を食べた後に同じような症状を繰り返す場合には、一度医療機関へ相談してみることも選択肢の一つだと思います。
この記事は、あくまでわが家の体験をまとめたものです。
同じように悩んでいる方が、「こんなケースもあるんだ」と知るきっかけになればうれしく思います。
※本記事はわが家の体験をもとにした内容です。アレルギーの症状や重症度、治療方法には個人差があります。気になる症状がある場合や体調に異変を感じた場合は、自己判断せず医療機関でご相談ください。